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日志


9月26日

伝わってくるもの

ねぇ あたしはあなたを傷つけているのかもしれない
 
こうして8年もの間 人生のどこかを共有し ある部分においては 共に歩いてきた
それに 今回のような話 今までだって何度も何度も 話してきたよね
 
そうして 導き出される結論は いつも 同じ。。。
 
   あたしには あなたが必要で
   
   あなたは あたしと離れたくない
 
   あなたとあたしを繋ぐものが 同じ愛情で 同じ大きさだったら きっとこんなにどちらも苦しまなかった
   大きさも質も違うから。。。
 
 
「万一 将来において 葵がまた恋をするような事があったら。。。」
「その時こそ 俺は必要でなくなる時かもしれない と思ってる」
 
「だけど それとこれとは別だと 葵が思ってくれるなら 俺は傍にいるよ」
「俺が葵に求めたものは いっときのものじゃない。 勿論 体だけでも無い」
「俺は 葵とずっと一緒に居たいんだよ。 お互いの事情があるから そこは超えられないけれど 越えないところで ずっとこうしていたいのさ」
「そう思えば 葵が俺に抱く感情が 恋 じゃないからこそ 終わらなくても良いとも思えるしな」
「自分の存在が 葵の為になる。 俺が居る事で 葵が少しでも気持ちの部分で癒されたり 元気になったり それで良いと思っている」
「そういう存在に 俺はなりたいんだよ」
 
「誰にも 理解されないかもしれないけどな。。。」
 
 
「だからって こうした俺の言葉を 葵が あなたがそう言うなら と簡単に思えない事も分かってる」
「でもな そこは 呑み込んでくれないか?」
「俺が葵への気持ちを呑み込むように その苦しさを呑み込んでくれないか?」
「それが 俺の為になると そう思ってくれないか?」
「葵は ある部分とても強い人だよ。 俺への申し訳なさを感じるだろうけど それを呑み込める強さが あると思ってるから」
 
 
 
         。。。。。。。。
 
           。。。。。。。。
 
            。。。。。。。。。
 
 
             ねぇ そんなこと言われたら あたしは そこに甘えちゃうよ。。。
 
9月24日

望んでも叶わぬ事

一つの恋が終わり また 一つの恋が始まる。。。
 
      けれど そんなあたしの気持ち あなたは知らない 言える筈もない
 
彼との別れを話してから あたしへの要求の強さが増す
予想してなかった訳じゃないけれど あまり真剣に考えてこなかったのかもしれない。。。
 
あなたの求めに 応じられない
あたしは 酷い女よね
だけど お願い 今以上にあたしを求めないで欲しいの
 
     それは あたしの身勝手ですか?
 
     あたしの望む距離では あなたは満足してくれない
     あなたが望むものは なに?
     そう それは あたしの全て
     だけど 現実がそれを許してくれないのも明らか
     あたしの事情だけじゃなく それは あなたの事情でもあるのだから。。。
     それが分かっていながら 何故?
 
     求めれば キリはない。。。
 
     何故 理解してくれない?
     あなたへの気持ちは 人としての好意
 
          ただ。。。  体の相性が良すぎたばかりに なかなか そこから抜け出せないできたけれど
          やっぱり どうあっても あなたへの気持ちは 好意でしかないの
 
    「愛」 「恋」 「好意」  抜き差しならない三つ巴の感情が あたしを 苛む
 
    自分が選んだ事だから 仕方ないとは言え
    どうにもならない現実に 胸が痛む
 
 
    彼との恋が終わりを告げた時 それはまた あなたとの様々な事も 終わりを迎える時なのか。。。
 
    あたしは 黙って あなたの元を去るべき?
 
 
    あなたと話したたくさんの事
    あたしに勇気をくれた あなたの言葉
 
    あたしへの愛情の深さから あなたが自分の想いに蓋をしている事を 知っていた
    それに甘えた あたしがやっぱり悪かった?
    でも。。。   あなたに 甘える事が あなたの望みと知っていたから。。。
 
    今まで たくさんの男と知り合い 
    その中の 少しばかりの人たちには 女として惹かれ 体を許し 抱き合った
    そんな人たちと比べても
    これほどあたしを愛してくれた男は あなた以外にいない
 
    あなたは言ったよね
    葵に向ける愛情は 誰にも負けない自信がある  って。。。
 
    大袈裟でなく 本当にそうだとあたしも思う
    ただ だからこそ そのあなたの想いが あたしには重すぎる。。。
 
   
    とても危うい 微妙なバランスの上に成り立っていた事が 
    そのパワーバランスの片方が崩れたばかりに その危うさが 露呈した
 
    ここまできては もう 色んな事は 続けられないのかもしれない。。。
 
    だけど。。。 だけど。。。
    あなたが居てくれた事が あたしの気持ちの支えに どれだけなった事か 誰よりもあたしが知っている
    そう思えば 終わりにしたくないって思っている自分を見つける
 
    あれも欲しい これも欲しい
    欲張りなあたしは 欲張り過ぎる故に 全てを失ってしまうのでしょうか。。。 
 
9月23日

言ってね

あなたにね 逢いたいと思う気持ちが 強くなると。。。
 
   どうしてか 別れた彼を想い 切ない時間を過ごした 
   あの時の気持ちが 自分の中で オーバーラップして。。。
 
   どこか 意識している様な 無意識のような
   自分で その気持を制御してしまうの
 
   今 逢いたいと その気持に蓋をしてしまう
 
   どこか 気持ちをコントロールできるようにしないと また あんなに苦しまないといけなくなる
                                       そんな風に 思っている自分を見つけたりする
 
   でもね 別れた彼との違いは 気持ちの確認がちゃんとできている事
   切に望まなくても良い事が あたしの気持ちを 安定させてくれる
 
   逢わない時間が多くても
   信じていられる
 
   勿論 お互いに家庭がある身だから 何かを犠牲にまでして 逢う事はしないわよね
   現実が手に入らないからこそ 離れていても 気持ちがどこかで繋がっていれば それで良い
   そう 思える自分が 嬉しかったりする
 
   あなたが 頑張っているなら あたしも頑張る
   気持ちの上で プラスになる恋愛に したいよね
 
       だけど 今度逢えた時は 「逢いたかったよ」って
       そのひと言だけ 言ってね。。。

降り積もる雪は この手に舞い降り
隠した筈の心の穴に 解けだした
二人が見たのは いつの日の景色
見覚えある色彩が どこかまどろんだ
 
遠く揺らめいた愛を その手に抱えていたの 本当は幻だと知りながら
羨んだ恋の意味は はかなさに消えていくと ふいに 気づいた
 
ゆらゆら舞い散る 粉雪たち 切なげに消えていく愛はどこへ
さらさら重なる 光と影
傷つきたなくないなんて ホントは嘘なのにね
 
夢見た 明日は もう二度と来ずに
永遠という名の無限の彼方に 溶け込んだ
切に愛し合う日々も 偽りと呼ばれるなら 盲目の涙に泣きぬれない
歯がゆくも愛しさ故 その身を焦がす思いを そっと隠した
 
ひらひら 瞬く淡き光 頼りなげに揺れては消えてはどこへ
はらはら 導く先は悲しい意味ありげな光を宿し今宵は 
誰の元へ。。。
 
  
                                    いきものがたり   「幻」
 
 
どうしてか この歌を聴いた時 まるで憑きものが落ちた様に 彼との事の 諦めがついた
 
  彼への想いを 両手で大切に抱えていたけれど
  幸せな時間は 指の隙間から 零れ落ち 
  まるで 砂のように あたしの手には 何も残らない
   
  そんな時間を たくさん過ごして
  求めたものは 幻だったのだと 気づいたの
 
  そうして 数日後
  
  ようやく あなたにさよならが言える時を 迎える時間が訪れた と。。。
 
 
           彼との事 あたしの気持ちの区切りはついたけれど
 
           まだ 立ち直れてないのかな。。。
 
                              そんな事無いよね。。。 
 
9月20日

恋多き。。。

この連休も 仕事で忙しくて 時間が取れない
しかも 従業員の一人が 新型インフルにかかっているから 少しの間 逢わない方が良い
ちょっとの間だから 我慢しろよ
 
          なんて 言われちゃったら それ以上 言えなくなっちゃう
 
          もっとも 仕事を中途半端にするような男は嫌いだから 良いんだけど。。。
 
                           今度 逢えたら たくさんキスしてね。。。
 
 
 
 
 
ここのところ 夫がやたら 優しい
      いえ 勿論 昔から優しい人ではあるんですが
 
今夜なんか 飲みに出かけるのに
 
  「たまには 出かけるときに 抱きついて 行ってらっしゃい とか言わない?」  と。。。
 
  あたしは 目が点!!
  「はっ?!」
  「いったい 急にどうしたのよ?」
 
  と 言い終わらないうちに 抱きしめて頬にキスしてくる。。。
 
  しょうがないから (笑) 首に手を回して 
  「いってらっしゃい♪」  と。。。
 
  あたしたち 新婚じゃないんですけど。。。
  いったい どうしちゃったのかしらね??
 
 
             と こんな事があると あなたに逢いたい って気持ちが 罪悪感の向こう側に押しやられそう。。。
 
             
 
                 あたしは 恋多き女 なんでしょうか。。。   
 
                 きっと そうなのよね。。。

呟き

あなたの アウディ。。。
 
   見かけた あたしの胸が 痛くなった
 
   逢いたい訳じゃなくても 終わった恋の少しの切なさ
 
   乾いた空気 金木犀の香り。。。
 
   一つの恋を失くしてしまった 喪失感
 
   あなたと過ごしたたくさんの時間が 一度によみがえる
 
   運転席の あなたの横顔が 思い出される。。。
 
 
   
            そうして。。。
 
 
                終わった事ね。。。 と 胸の中で呟く あたしがいる
 
9月17日

変わるものと それでも変わらぬもの

彼と別れて じゃあ もう一人の彼に心が動くか と思ったけれど
どうやら それもなさそう
 
     あたしにとって この人の存在は 特別なの。。。   違う意味でね
 
 
先日 ひと月ぶりにデート?
とあるホテルのレストランで お食事
そこは なんともアダルトな雰囲気漂う 大人のレストラン
 
いくつかのブースに分かれていて 完全な個室でないものの 薄明かりの中
それぞれのブースの人影は 人影程度にしか 分からない
 
2時間 たっぷり時間をかけて コース料理を食べました
 
ホテルへ行こうと それとなく誘ってきたけれど 生理二日目で 絶不調のあたしは そんな気になれない
下腹部が重たくて 頭が重くて。。。
           でも 病気じゃないから 話をしてれば 気がまぎれる
 
それに その日は 彼と別れた事を ちゃんと話したかったのと 仕事の事で迷っていて その相談をしたかったから
 
食事もほとんど終わり デザートの前
いつの間にか すぐ隣に座っていて あたしの手を握る
暫くそうしていたと思ったら 今度は 手が太股を撫でてくる。。。   腰に手が回る。。。
 
   こんな場所で 厭よ  もそうだし 触れられて感覚が少し蘇ってきたけれど それ以上にはならなくて
   食事の後 ホテルへ行こう というあなたをやんわりと押し返した
  
   彼と別れても あなたと とはならなかったあたしの心。。。
 
 
   「良い関係でいましょうね」
 
   「分かってるよ。 葵の気持ちは よく分かっている」
   「だけど それでも俺の愛は 変わらない」
   「ずっと 葵を愛してる。。。」
 
                          人の心は 切ないね。。。
 
 

予感

彼と別れた事で 気持ちの整理が付いたのか
それとも 気持ちの整理をつけたくて 別れたのか。。。
                   ん。。。 多分 後者ではないと 自分でも分かってるけれど
 
あなたに逢いたい 気持ちが 日に日に濃くなってゆくよう な 感覚。。。
 
   だけど 現実問題 今は それどころじゃないわ
 
   だいたい いつからそんなに あたしは変わり身が早くなった?!
                                       自問自答。。。
   彼との事に区切りがつくまでは 見て見ぬ振りするしかなかったのかな?
                                       ここまで 不埒 とは。。。     我ながら 呆れる
   
 
 
でも。。。
   手に入らないと分かっていながら 求めてしまう心のありよう
   あたしは また あんなに苦しまないといけない?
   男はもうこりごり って思いながら
   その実 恋の予感が忍び寄る
 
 
               あたしを こんな気持ちにさせて。。。
 
               今度会ったら 殴ってやる。。。(笑)
9月16日

届くといいな

  「じゃあ そろそろ行くね」
  「今月最後の日曜日 待ってるからね」
 
     そう ひとこと言い残して 改札口をでていく。。。
 
     華奢な背中が人ごみの中に 紛れていく。。。
 
     その背中が完全に見えなくなると あたしの視界が曇る
     ここで泣いちゃいけない
     そう思っても 涙が止まらない
 
     何度経験しても 決して慣れない。。。
 
     ずっと傍に置いておきたい訳じゃないの
     離れたからこそ 分かるものがあって だからこそ 心は繋がっている
     いつの間にか大人になった 貴女を 誇らしくも思う
     また頑張ってね 心の中で話しかけてる
 
     
 
 
夜 夫に 
 
  「どうせ また 駅で泣いてきたんだろう?」  そう 言われちゃうし。。。
 
                     しょうがないじゃない 我慢しても泣けてきちゃうんだもの
 
 
 
貴女の居なくなった部屋
今度の帰省まで 主を失くした部屋は しん。。 と静まりかえる
 
見つめていたら また 涙が出てきそうだから あたしは背を向ける。。。
 
 
        かけがえのない存在の貴女に かけがえのないあたしの想い。。。
 
9月15日

ゆくえ

今思えば あたしはこの恋の終わり方を探していたのかもしれない
 
  彼が 大好きだった
  でも 家族を愛していたし 夫への愛情が無くなっていた訳ではなかった
 
  夫とは離婚しないと決めていた
  彼と同じ道は歩めない とも 分かってた
 
  そう 大好きだったけれど 生涯を共に出来るような人じゃない 
  あたしは 彼と一緒になっても しあわせにはなれない
  それは 気持ちの在り方として
 
  多分 相性の問題などだと思う
  あたし達は どちらも 相手に対して素直になり切れない ありのままでいられない
  それは 長く一緒に生活を共にする相手じゃない ということ
 
  夫への不満がありながらも それでも 夫の前ではあたしはあたしでいられる
  どこか すぐに尖ってしまいがちのあたしを まぁるく包んでしまう夫には 歯が立たなかったりする
  要するに バランスが 良い
  夫婦とは そんなものなのかもしれない。。。
 
  うまく 言葉に出来ないけれど 夫への愛情があったからこそ 動いてしまった気持ちの終わり方を探していたのかもしれない
  
      彼が もう少し早い段階で あたしへの気持ちを表してくれていたら もっと早くに終われていたかもしれない
      もっと言えば 深い関係にもっと早くなっていれば あたしは 自分の気持ちの収め方が 分かったのかもしれない
 
勿論 全ては もしも がついた話であって
人生に 「もしも」 が無い以上 語る言葉は意味を持たないのかもしれないけれど。。。
 
 
 
  彼の事が大好きだった
  けれど 夫への不満が その下地だったのだとも 思える
  
  ただ 家庭生活において 夫婦関係においては それほどの不満は 実は持ってなかった
  あたしの不満は 仕事において
 
  仕事ができて 野心家で なのに家庭的で 妻を心から愛して 子供たちを愛して
  そんな男性が世の中にいない訳ではないと思うけれど
  その人のその人たらんとするところは 結局どこかに偏る
 
  パーフェクトな女が居ないように パーフェクトな男もいない
 
  女は 男に 強さ と 優しさの どこか相反するものを求めてしまう
 
  生活力(要するに経済力よね)があって デキル男で 優しくて 包容力があって 家庭的で 男らしく強い人
  そんな全てのものを持っている男なんて いない
  野心家で デキル男の場合 やっぱり 英雄色を好む の言葉通り 女に手が早い
  その野心が強ければ強いほど 次から次へ と言っても 過言でない位
  包容力があって 家庭的で なんて人は 野心はあまり持っていなかったりする
 
  結局 あたしは無い物ねだりを繰り返していたのかもしれない
  夫の物足りなさを彼に求め 彼でも足りないものを もう一人の彼に求め。。。
 
  そんな女には 幸せを求める資格も 愛を語る資格も無いのかもしれないけれど。。。
 
 
 
 
 
            男と女は 夫婦とは 支え合うもの
            なのに 自分が支えられる事ばかりを望んでしまい ああしてくれないこうしてくれない 
            足りないものばかりに 目が行って
            自分自身が 相手を支えようとする気持ちさえ 忘れてしまったり 分かっていなかったりする
 
            あたしは 夫を 支えてきただろうか?
            その疑問符に 答えを返せない。。。
 
            もう一度 夫を 初めから 愛してみようか。。。  
 
 
 
 
 
 
                       そう思いながら あなたにどこか 惹かれ始めているあたしも いたりして。。。
 
9月14日

友情

一昨日 久しぶりのエステ
 
  ここのところの溜まった疲れを癒すため と 親友のエステティシャンに あたしの色々を聞いてもらおうと。。。
 
彼女は。。。
 
  「ねぇ 葵。。。 その不審なメール 彼のウソって事は思わなかった?」
  「なんだかとても信じられない話でね。 だって、少なくとも葵の御主人にはどんないい訳も通らないとこまで来てた訳でしょ?」
  「本当にそうだったら 葵のところには何か変わった事はないか? 不審なメールは届いてないか? そうやって聞いてこない? 連絡取るのが普通じゃない?」
  「手の打ちようが実際には無いかもしれないけど、せめて口裏合わせの必要位感じるんじゃない? だって彼は葵のご主人の仕業じゃないかと疑ってるしね」
  「それが 例えば葵の為でなく 自分自身の為だったとしてもね」
  「そんな事が分からない程 馬鹿な奴じゃ無い筈だと思ってたけど。。。」
  「そんな馬鹿じゃないからこそ 一芝居打ったんじゃない?」
 
  「うん。。。 勿論あたしだって その可能性は考えたよ」
  「彼だったら そういう事するかも ってね」
  「貴女があたしを思って 怒ってくれる気持ちは嬉しいけど。。。」
  「でも。。 そんな事はあたしにとって もうどちらでも良い事なのよ。嘘でも本当でも どちっでもいい」
  「そう思えるほど 気持ちに区切りがついたんだと思う」
 
  「そっか。。。 そうだよね。 葵の中では もう 色んな事ははっきりとした形を成していたのかもしれないね」
  「でもさ 余計なことだって分かってるけど それでも私はそこに拘るよ」
  「葵がこの長い間彼に向けていた気持ち。 どうしたら良いかずっと悩んできた姿。 貴女がね 涙を堪えながらそれでも通ってきた道を思うとね。。。」
  「あいつが許せない!」
  「今まであいつが葵にしてきた事は 余りに思いやりに欠ける」
  「その話が嘘でも本当でも 結果として彼にもたらされる平穏な日常が 彼のしてきた事に対してあまりに不当だと思う」
 
 
彼女が あたしのために怒って 泣いてくれる。。。
それは本当に嬉しい事だけど でも あたしの気持ちは乱れない
 
もう 本当に終わった事なんだな と 改めて確かめる事にはなったけど。。。
 
 
   ねっ あたしは貴女に感謝してるよ
   彼とのこの7年
   あたしにとってとても長い時間だったけれど それと同じくらい貴女にとっても長い時間だったよね
   嫌な思いをさせた事 何度もあった
   くじけそうな時 苦しい時 切ない時 いつも ねぇ と言えば傍にいてくれた貴女に ずっと感謝してた
   一緒になって彼を詰った事 気持ちの持ちよう 愛情の表し方 どうあるべきか。。。
   考えさせられた 教えられた
 
   貴女と話した たくさんの事
   それがあったから あたしは 今 こうして ここにいられるんだと 思ってるよ
 
   この長い時間の中
   そこにあった確かなものは 彼の存在ではなく 貴女の友情だったのかもしれない
 
 
   あたしは 恋は失ってしまったけれど それよりももっと大切なものを手に入れられていた。。。
 
 
9月11日

別れて思う事

 
   人から見れば 本当に愚かな女だと映った事だと思う
 
   でもね 彼に恋をして8年
   その間 人からどんなふうに見えようと あたしは あたしなりに彼を一生懸命 愛した
   むくわれなくても
   欲しかったもの 何一つもらえなくても。。。
 
   どうして良いか分からなくなった時 たくさんあった
   彼の心が欲しかった
 
   愛される事を望んでしまうけど 愛されるより前に 愛そうと
   あたし自身の望みと 例え違っても。。。
 
   
 
   そうして いい訳だけど
   それと同じだけの想いで 家族を愛してた
   自分の思いだけに囚われてはいけない 気持ちは動いても 家族を傷つけない事を あたしがあたしに課した
 
      それは どんな関係を築いていくか 
      はっきり言えば 男と女の関係にならない事を 模索してたし 会う頻度が多ければ それだけリスクは高くなる
      リスクを避けるため 遠い場所まで出かけていかなければならず 
      あらゆる事に 気を配った
 
            気持ちだけで言ったら もっともっと会う時間を あたしは望んでいたけれど。。。
   
 
今 思うのは 家族を傷つけずに終われた事が 何よりだった
長い長い時間がかかったけれど ようやく彼にさよならを言える時を迎える事ができた。。。
 
苦しい時間をたくさん通ってきたけれど それでも そんな苦しさの先にしか光は無かった
光とは?
恋が叶う事 ではなかった
勿論 欲しかったものはたくさんあるけれど それを手にする事があたしにとっての光じゃなかった
どうにもならない苦しさを伴った恋が 昇華する事こそが あたしの中の光だったのだと 今 思う
 
 
    彼を愛した時間も 家族を愛した時間も その葛藤は例えようもなく 大きくても 
 
    今の あたしは あらゆる事に 悔いがない
 
    出来うる限りの事は 全てした
 
    そう思えた事で 一つの区切りがついたのでしょう
 
 
               彼を想い 溢れる気持ちが涙になったけれど 涙は天に昇り一つの光となった
 
               そう思える自分を ある愛しさをもって感じられる事を感慨深く思う。。。
 
9月10日

別れ。。。

  9月2日
 
   お返事いただけませんね。。。
   
   本当は会ってお話したい事があったので ああしたメールを送りました
   お手間は取らせません
   1時間でも 30分でも構いません
   一度会っていただけませんか?
 
   去年の夏もう一度を始めるにあたって メールを出した時 あなたはなかなか連絡をくれませんでしたよね
   その前の年の冬に一度区切りをつけたのを 蒸し返したのは私で
   だからこそ 連絡がなくてもそれが答えだろうし せめてもの優しさかな と思ったと言いましたよね
   でも 今は去年とは事情が違いますよね
 
   これ以上 あなたの厭な面を見せないでください
 
                                               こんなメールを あなたに送った
 
 
さすがに ちゃんと返事をくれたよね
 
でも その返信の中に 驚くような事が書いてあった。。。
 
   連絡しなかった事は 謝ります
   実は7月14日に 全く心当たりのないアドレスから 以下のようなメールが届きました
 
   「いい年こいたオッサンが 人の嫁に手を出すの いい加減止めようね。 奥さんに話すよ」
 
   今まで迷惑メールが携帯に届いた事は一度もありません
   ワンクリック詐欺のようなものかもしれないと思いましたが ご主人が手をまわしたのかもしれません
 
   という事で もう連絡するのは止めようと 決めていました
 
 
夫は そんな器用な事が出来るような人じゃない
出来るような人だったら あたしの心は動かなかったかもしれない位。。。
夫が万一 あたしに疑惑の目をもったなら 相手に手を引かせるようなそんな回りくどい事はせず 直接あたしを問いただす筈
 
彼の奥さんかもしれないし ワンクリック詐欺みたいなものかもしれない
はたまた 誰かが知って の事なのかもしれない
 
だけどね それと同時にあたしが思ったのは その事自体が彼のでっち上げじゃないかとね
 
   だって。。。
   3月末に逢ってから7月14日の時点でも4カ月近く会ってないし その間ほとんどメールも無い
   そんな時期に 警告めいたメールが届くかな?
   時期的な面を考えても どうも納得できない
   あたしとの事を終わりにする為に そんな嘘をついたんじゃない?
 
勿論ね 本当の事は誰にも分からない
だけど 彼だったらやりかねない と あたしに思わせるだけの事を彼がしてきたのも 本当の事
 
そうして もし本当だとしたら きっと肝を冷やしたに違いない彼を いい気味よ って思ったあたしが居た
 
  もし。。。 本当の事だったら?
 
  それはそれで 彼の人間性を如実に物語る事よね
  もしばれたら と思えば 不安になるし 怖くもある
  でも 今更どんないい訳も通用しないところまで あたしたちは来てた
  それを あたしに連絡の一つも無く 自分だけ逃げの一手を打つかしら?
  あたしの夫が手を回したんじゃないかと疑ったなら その時点で 別れ話になったかもしれないし 暫く会うのは止めよう という事になったかもしれない
  そのすべてをすっ飛ばして 僕は知らないよ と言わんばかりの 態度
 
  あたしに対する 思いやりの欠片も感じられない
 
  元々そんな人だって事は とっくに分かってた
  分かっていながら あたしはここまで来た
  自分自身がどうしても納得できなかったからに他ならないから
 
  あんまりよね
 
  だけど そのあんまりな事しかできない男を好きになったのはあたしなのだから。。。
 
 
 
でもね それはそれとして それとは関係なく 彼との事を終わりにするって決めたから 連絡を取ったの
 
義父の事もある
仕事の事もある
あたしを取り巻く様々な事が変化する 大事な時を迎え 
本当は 彼に気持ちの上で寄りかかりたかった
だけど それを 彼が受け入れてくれないのも明らかだった。。。
 
こんな事になっても やっぱりバカなあたしは 彼を嫌いになれない
でも それでも色んな事は 潮時なのだろうと思え
形の上でも 気持ちの上でも 全てを清算する気持ちが固まった
 
彼に分かってもらいたかった事は それこそ言葉に尽くせぬほどあるし 詰りたい気持ちも無かった訳じゃない
でも 人の心 とか 思いやりとか そういうものを理解しない人に何を言っても伝わらないもの
そんな男を好きになった あたしの責任
 
この人と別れる事が あたし自身の為だと 心の底から納得できた
 
それでもね 今までの長い年月を思えば メール一つで終わりになんかしたくなかった
最後くらい 会って 綺麗に終わりたかった
だから 彼に デートしません? ってメールを送ったの
 
それも今となっては仕方のない事ね
 
   どんなに酷い男だと詰っても それでも あなたの事が好きだった
   いつか必ず その心にある筈のあなたの優しさを あたしに見せてくれると信じたかった
   信じたかったけれど 結局何一つ信じられるものはない事が確認できただけ
 
   本当はね 肌を合わせれば合わせるほど心が冷たくなっていた
   あなたの思いやりの無さが 体の奥まで思い知らされていた
 
   それでも あなたを好きになって 逢って 抱き合った時間は やっぱりあたしには 幸せの時だった
   色んな事があったし 思うところもたくさんあるけれど 
   全部良い思い出として 心の奥に仕舞います
   今まで ありがとう
 
 
 
最後のメールは 9月3日の事
 
        長い長いあたしの恋は ようやく終わりを告げた。。。
 
        もう 後ろは振り返らない
 
        メールも アドレスも 番号も 全て携帯から消した
 
        もう 逢いたいとも思わない 未練もない
 
        それでも 胸は痛む。。。
 
            きっとね 彼を失った事が悲しいからじゃないの
            
            あたしは 恋を失くした事が 悲しいだけ
 
            だから これからは大丈夫 
 
            ちゃんと 前を見て歩いて行ける
 
            そういう自分を あたしは 信じてる。。。
 
 
9月1日

繋いだ手

日曜日の夜 
 
夫と二人で 近くのお好み焼き屋さんに 飲みに出かけ
 
   テーブル席がいっぱいだったから カウンターに 二人で並んで座った
 
   あたしは 焼酎のライム割り
   夫は 生ビール
 
   お通しに サラダに ホタテのバターソテー お好み焼き 
 
   2時間弱 二人で飲んで 食べての帰り道
 
 
        「ねぇ たまには手を繋いで歩こうよ 帰ろうよ」   そんなあたしの言葉に
 
        「いい年して そんな恥ずかしい事しなくても良いだろう?」
 
        「い~やっ!!」
 
   そういって あたしは夫の手を握り 夫はしぶしぶと言った感じで 握り返してきた
 
   家までの15分ほどの距離 二人で手を繋いで歩くなんて いったい何十年ぶり?
   気恥ずかしさもありながら なんだかとても新鮮で。。。
 
   繋いだ手から 心が伝わってくるようで。。。
    
   この手を放しちゃいけないんだよね なんて 思ったりもして。。。
 
 
   sexよりも 気持ちが通じ合える気がして。。。
 
     

潮時

先々週 彼にメールを送ってから もう10日以上。。。
 
返事は いまだ 来ず。。。
 
きっとね あなたの中でも あたしとの事は 終わりにしようと思っているよね
 
でも。。。
  正直 あたしの気持ちも どうやら本当に冷めたみたいなの
  次に逢えるまでの時間 楽しみにして待っていたあたしが 見つからない
 
  どれほど時間が経とうとも 逢える日を心待ちにしていたけれど 今はそう思えない
  
  嫌いになった訳じゃない 
  だけど 気がついたら あたしの心の中に あなたへの狂おしいほどの想いが 情熱が 薄くなってしまったようなの
  
 
  秋物の洋服がウィンドウに飾ってあっても 気持ちがあまり動かない
  今までは 今度のデートには 何を着ていこう っていつも思っていた
  こんなのだったら 彼 喜んでくれるかな? 綺麗に見えるかな? ってね
  彼に逢える日じゃなくても 彼の為にいつも綺麗でいたかった
 
  だけど 今は そんな気持ちが見当たらないの
 
  自分自身の為に 綺麗でいたい とは思うけれど 気持ちの上での張りみたいなものが どうしてだか感じられない
 
  恋した気持ちが いつの間にか 消えてなくなってしまったのかな?
  きっと そうだよね。。。
 
 
    もう 終わりにしていいよね あたしたち。。。
 
      あなたは割り切った 極めてドライな男と女の関係を あたしに望んだ
      あたしの欲しかったものは 例えひと時でも良いから あなたの心 だった
      それが叶えられない事が分かっても 好きな気持ちはどうしようもなかったから あたしはあたしの心に蓋をした
      溢れる想いは隠して
 
      でも 本当は 一人になれば 想いは溢れていた
      表せないのが 辛かった
      あなたの事が大好きよ と 言葉にして伝えたかった
 
メールで 終わりにすれば簡単よね
だけど この7年もの間の事を思うと 出来れば会って終わりにしたい
 
それとも 会ったら また元に戻るのかな?
 
それも 会って あたしは確かめたいのかもしれない
 
 
去年の夏に やり直してから ちょうど1年。。。
 
            本当にね 今度こそ 潮時だと思うのよ。。。